システムが壊れそうなくらい弄りまくったので、明日あたりインストールしなおします。
3日ほどWindows 7を使ってみて、いくつか気になる点を書いてみたいと思います。Vistaを飛ばしているので、7からの機能ではないものもあるかもしれません。
とりあえずデスクトップ。壁紙以外はカスタマイズしまくってますが。
全体的に重そうなエフェクトが多数ありますが、そんなに気になりません。XPのエフェクトは明らかに重そうなのと、微妙なものだったので全部OFFにしていましたが、7は初期設定のままでいこうと思います。
・ウィンドウがかなり便利に
これは有名かもしれません。Windows 7のウィンドウはかなり使い勝手が良いです。
タイトルバーを画面の上に持っていくと、ウィンドウが最大化し、最大化されているウィンドウのタイトルバーを画面の上から離すと、元のサイズに戻ります。
また、タイトルバーを画面の左右端に持っていくと、ウィンドウが、画面の左右半分になります。
従来でもタイトルバーをダブルクリックすれば最大化しましたが、こちらのほうが便利です。
ブラウザを見ながら横で作業という事も容易になります。
・タスクバー
タスクバーも大きく変わりました。クイック起動がなくなり、起動中のプログラムとクイック起動が一体になりました。
これは説明しづらいのですが、従来のクイック起動として登録してあるプログラムを起動すると、タスクバーに項目は追加されず、強調表示になります。登録されていないプログラムを起動すると、タスクバーに追加されます。タスクバーはアイコンだけでタイトルが表示されませんが、アイコンにポインタを移動するだけで、タイトルとウィンドウがリアルタイムで表示され、複数起動している場合は、すべてのウィンドウが表示されます。
IE8の場合、タブで開いているものも表示されるみたいですが、Win7に公式対応していないFirefoxはアクティブのタブだけでした。
また、アイコンを右クリックすると、最近そのプログラムで開いたファイルを表示してくれます。
クイック起動にあった、「デスクトップの表示」アイコンはなくなりタスクバー右端に標準搭載されました。これは、ちょっと不便に感じていましたが、慣れれば問題ありませんでした。
「すべてのプログラム」の表示に関しては、Vistaと同様で、画面に広がるのではなく、スターとメニューと置き換えられます。
・ライブラリ
この機能が個人的に一番謎だった機能。マイドキュメントでもなくブックマークでもない。
簡単に言うと仮想フォルダですが、使い方は人それぞれだと思います。
XPを使っていたころは、データ専用にHDDを用意し、カテゴリごとにフォルダをつくり、データを開くときは、そのフォルダをいちいちたどっていく必要がありました。よく使うフォルダはデスクトップにショートカットを作成していましたが、それも邪魔。結局エクスプローラーを開いて、Dドライブ→・・・ という風に頭の中にどのフォルダにどのデータが入っている。とかいうデータベースを作っていました。
しかし、このライブラリ機能を使うと、それが解消されます。よく使うフォルダをカテゴリごとに分類(ブックマークのような感じ)でき、登録したフォルダの中身のファイルをまるで同じフォルダのように一括表示できます。
つまり、奥のほうにありながらもよく使うフォルダを登録しておけば簡単に開くことができます。
そして、不便に感じたのが、フォルダの並び替えが自由にできないこと。よく使うフォルダを右上に表示し、あまり使わないものは後のほうに配置するようにしていましたが、あらかじめ登録されたルールに従ってでしか、フォルダ、ファイルの並び替えができないようになっています。これはちょっと不便に感じましたが、フォルダやファイルが増えてくると、ルールに従って並んでいるほうが便利かもしれません。ただ、デスクトップまでルールに従って自動的に並び替えられるのはちょっと不便かもしれません。ショートカットの順番とか。
・グラフィック関連
OSをインストールされるだけで、グラフィックボードのドライバも自動インストールされます。(ただしバージョンが不安定なものなので後から更新することを推薦)
一番大きいのは解像度の問題。XPでは1920*1080のモニタでアスペクト比の調整でモニタの機能をつかうと、解像度が16:9であるにもかかわらず、1920*1080以外だと16:9で表示されませんでした。しかし7では、1600*900の解像度を選択しても画面いっぱいに表示されます。かといって、800*600で表示しても4:3で表示されます。
・サウンド関連
これはかなり変わりました。もしかしたらVistaからの機能も含んでいるかもしれません。
同じデバイス、同じドライバ(もちろん7対応の64bit版)を使用しても、音量や使用するデバイスの設定がかなり違います。
Windows Vistaからは、同じサウンドボードを使用していても、ステレオミキサー(再生リダイレクト)と普通のマイクを同時に使用できるようになりましたが、これも継承されています。
つまり、オンボード環境の場合でも、ゲームの音を録音しながら、自分の声を録音することも可能になりました。もちろんデバイスが対応している必要がありますが、XPの場合、デバイスが対応していても、OSが対応していませんでした。
今は、XPも使用しているのでBIOSでオンボードを切っていませんが、そのうち切ります。
あと、これはサウンドブラスター限定ですがXPでは、エンターテイメントモード、ゲームモード。切り替えるごとに音量せっていがリセットされていましたが、7の場合は、引き継がれるようです。これは便利!
あと、XPで使用してたソフトで、7で使用できなかったものはいくつかありましたが、代用できるものばかりでした。今のところ不具合はありません。